ニンジャ・タートルズのプロモーションを支えるMassively.ai

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チャットボットを、ブランドのマーケティングとして活用する手法は既に以前から行われてきた。

ニンジャ・タートルズは映画のプロモーションとしてチャットボットを活用している。映画の主人公の一人であるミケランジェロと会話するように雑話が進んでいく形だ。このチャットを開発したMassively.aiを紹介したい。

Massively.ai

f:id:IPQuest:20160706164436p:plainMassively.aiはTiny Hearts studioという2010年設立のカナダに本拠地を置くアプリ・ゲーム開発会社のサービスである。2014年にボットの開発を開始してから、Massively.aiはインシディアス チャプター3(ホラー映画)、メイズ・ランナー 砂漠の迷宮(SFアクション映画)、デグラッシ・ネクストクラス(ハイスクールドラマ)など、多くのプロモーションを手伝ってきた。

例えばデグラッシ・ネクストクラスの場合は、Kikメッセンジャー上で、デグラッシ(という高校名)に関するクイズを出題し、番組の登場人物や物語のポイントを一部公開している。

また、インシディアスのチャットボットは1600万ユーザーに対してそのファンの背筋をぞっとさせるような画像を提供する。ファンはお気に入りの登場人物とチャットしたいという自然な興味から導かれ、これらのプロモーションは自然発生的に成功していると言えるだろう。

なお、ニンジャ・タートルズのチャットデモはこちら

Massively.ai の仕組み

Massively.aiはディベロッパーに対してボット開発プラットフォームを提供する。

SMS、Kik、Wechat、Facebookメッセンジャー、ツイッターのようにメッセージが送受信できるものならどのサービスにおいてもチャットボットを開発可能とのことだ。サインアップするだけで、Massivelyボットの開発ツールキットが全てのユーザーに対して無料で提供されている。もちろん、アクセスするのにプログラミングの知識は必要ない。

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さらにデータ分析プログラムが提供されており、ユーザーの反応や選択肢の情報を手早く収集できる使い勝手の良い仕組みを整えている。

 Kikではボットショップを開始して以来、50程度のチャットボットが登場し、さらに6,000ものチャットボットがテスト段階だという。現時点では、H&M、Sephora、Vine、The Weather Channelといったブランドが主だが、今後の展開が楽しみな状況だ。